Vagrant(VirtualBox)が起動しない

Vagrant(VirtualBox)が起動しない

Windows10でVagrantを立ち上げようとしたところ、コマンドプロンプトで"vagrant up"を何度やってもタイムアウトしてしまう。
なのでVirtualBoxマネージャを直接起動してみるとエラーメッセージが出ていた。
「ホストマシンの仮想化支援機能(VT-x/AMD-V)が使用できません。64ビット ゲストOSは64ビットCPUを検出できず、起動できません。」
ほんの数日前までは使えていたんだがなぁ?と思いつついろいろ調査。

 

BIOSの設定で仮想環境が有効になっているかを確認

http://futurismo.biz/archives/1647
PCを再起動し、BIOSの設定画面を表示させる。
Intel Virtualization Technologyがenabledになっているのを確認した。
もっとも今までは使えていたのでここは特に問題ないはずだ。

Hyper-Vが有効になっていないか確認

http://virtual-soft1.nnn2.com/?p=435

http://app-review.poox.xyz/archives/1449
上記のサイトを読んで心当たりがあったのがVisualStudioに「ユニバーサルWindowsアプリ開発ツール」を追加インストールしたこと。
確かにこれをインストールしてサンプルプログラムを動かしたときに、エミュレータを起動していたのでそのせいかもしれない。
というわけで「コントロールパネル」-「プログラム」-「Windowsの機能の有効化または無効化」を選択し、「Hyper-V」に付けられたチェックを外して無効化した後Windowsを再起動すると無事仮想環境を起動できた。

となるとVirtualBox(Vagrant)とHyper-V(VisualStudioエミュレータ)は共存できないということだろうか。
今のところVisualStudioは勉強目的のお試しインストール中なのでHyper-Vを無効化してしまっても特に問題ないが。

VirtualBoxHyper-Vの共存

というわけでVirtualBoxHyper-Vを共存させる方法がないか調べてみた。

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1511/13/news032.html
http://blog.okazuki.jp/entry/2014/04/07/100738
http://news.mynavi.jp/column/windows/301/
これらを見るとbcdeditコマンドでhypervisorlaunchtypeの値がautoでHyper-Vの有効化、offでHyper-Vの無効化が設定されるらしい。これをコマンドで実行するかブートローダーを複製して実行するかは状況に応じてって感じかな。

VagrantHyper-Vを使用する方法

http://qiita.com/nibral/items/94de6b9787e2aface2aa
VirtualBoxを使う時とはいろいろ違う点がありそうだ。

余談

Windows10でコントロールパネルを起動するのに随分と迷ってしまった。

スタートメニューの中に「設定」というのがあるがこれはコントロールパネルとは別物な様子。
「スタートメニュー」-「すべてのアプリ」-「Windows システム ツール」から起動できたがいろいろ調べた結果、スタートメニューを右クリックすると表示されるコンテキストメニューの中にコントロールパネルを発見。こんなところにあったのか・・・。